問屋というとモノを仕入れて売る仕事ですが、もちろんその役割を果たしながら、有田の産地は少し特殊な構造で成立っています。問屋はモノを売るだけではなく、市場の声をもとに300件近くある窯元さんにアイデアやデザインを共有しながら企画や開発の部分も担っています。産地に於いて窯元さんはモノをつくる役割を果たし、問屋はモノを売る役割を果たしています。言わば両輪。有田焼はこの二つの協力関係のもと開発されていきます。私たちは自社で起こした企画をもとに窯元さんに生産をお願いしながら、お客様に満足して頂く為に、日々開発を行っています。